2006年  2007年  2008年
2006年10月5日(木)
地下1階とメゾネット住戸の出題
地下1階地上5階の出題です。メゾネット型の住戸は無いだろう・・・と考えている方は注意してください。メゾネットが出題される可能性もありますよね。
製図する3階部分(1階・2階・基準階)か、地下1階・1階・2階だけにメゾネットを要求することが考えられます。
過去の出題でも、メゾネットが出題された場合は住戸の構成が難しいので、所要室の要求は少ないです。
診療所等での出題では・・・
・複数の診療所+フラット住戸(基準階)
・一診療所+メゾネット住戸+フラット住戸(基準階)
での出題は必ず学習しておいて下さいね。
2006年9月28日(木)
決まったルーティン(手順)で
ゴルフが面白くてハマっています。天気が良いとラウンドしたくてウズウズしてますが、現在は休みが取れない状況です。でも、ゴルフをしてると様々な事が理解出来ますよね。
まずは、
・自分の形を持つ事の重要性
・自分への自信を持つ事の必要性
この二つは設計製図の試験にも共通します。
エスキースの着手は、どんな問題でも、何時でも同じ方法で問題を読み解く事が必要です。
ルーティンを決める事です。毎回違う手順で解答していけば手間が掛かりますので、必ず手順を決めて下さい。
ゴルフも朝一のショットでOBするのは、この手順を踏めないからです。体も起きてないし。
また、自分に自信を持つことはパットの時に必要です。自信を持って打ち込むことでカップインを成功することが可能になります。自信を持たないで優柔不断にプレイするとまわりに影響されて、いつもの実力が発揮できませんよね。
今年こそ、効果的な学習を積んで合格を目指して頑張って下さい。
2006年9月22日(金)
正解を求める 〜二級建築士〜
掲示板やメールで受験生からの相談に答えています。
様々な質問のなかで、一番困ってしまうものは、「正解ですか」、「減点ですか」の質問です。
設計製図の解答には、「正解は存在しない」ことに気付くべきです。当然、適切な解答は存在しますが、基準法を遵守して施主(出題者)の要望を叶えるのですから。
「減点ですか」、「正解は」と質問された場合、「自分で常識的な判断しなさい」と何度も記載していますが、どうしても正解が欲しいみたいですね。
でも、ここが出題者の罠に嵌る部分ですよ。絶対に成り立たないような出題をされたら、どう対処しますか。「要求を無視して計画する」ことも必要ですよね。あなたは出来ますか・・・。
その勇気が合格には必要なのです。
2006年9月22日(金)
落ちる受験生 〜一級建築士〜
講習会の講師を務めると様々な受験生に出会うことができます。
受験回数を聞くと5回とか10回とか・・・、経験豊かな受験生と話をすると、落ちる理由は直ぐに分かります。
まずは、
 ・人の話を最後まで聞けない・・・話の腰を折る
 ・話のツボを押えられない・・・意味も分からず知ったかぶりする
 ・集中力が持続できない・・・説明を最後まで聞かない
 ・理屈好き・・・必ず理屈を言わないと気が済まない
 ・決め込む・・・思い込みが強い
などが気になります。
正直に言えば「こんな奴に一級建築士と名乗らせたくない」と感じてしまいます。
建築士の仕事は「施主の希望(夢)を形にすること」ですし、基準法を始めとする多くの情報を的確に判断する。これが仕事なのに・・・。
各地で受験講習会が開催されていますが、参加する時は
 ・素直な気持ちで
 ・真摯に取り組み
 ・真面目に話を聞く
 ・話のポイントを逃さない
 ・思い込みをしない
などが必要でしょうね。
2006年9月18日(月)
直前学習方法とは
学科試験では「丸暗記」が一番の直前学習でしたね。
しかし、設計製図は丸暗記では出来ませんから、「整理する事」が一番の直前学習です。
自分が取組んだ問題と解答を整理しながら、「メソット(プロセス)を思い出す」事が一番重要な直前学習です。
階段やトイレ、駐車場、駐輪場等の基本的な平面構成(パターン)を自分流に整理する事が重要です。
これは、一級建築士と二級建築士の設計製図のどちらに対しても同じです。
A4版の紙に解答例のエスキースやコピーを貼り付けて見直してください。
学習を積み上げていない方は出来ませんがね。
2006年9月11日(月)
道具とスピード
設計道具と製図のスピードは「手になじむ」ことと比例しています。
道具が良いと製図が「美しく早く」なります。
細かなことかも知れませんが、絶対に道具はケチってはいけません。より有益な道具を必ず入手して下さい。
そうそう、平行定規が試験会場への持込が可能になってから、平行定規の事故がよくあります。
道具が壊れる・・・ガイドレールが曲がるとか、ワイヤーが切れる、部品が損傷する。数え切れないくらいに、「物は皆壊れる」のです。それも、一番重要なタイミングで。
持ち運びには十分に注意して下さい。それから、シャープペン等は必ず予備のものを準備して下さい。
2006年9月11日(月)
製図の講習会参加すべきか
ALSの添削指導や質問で、「講習会に参加した方が良いでしょうか」との質問が多く届きますが、絶対に一度は参加して下さい。
参加するメリットを記載しておきます。
・自分の実力がわかる
・他人と比較して欠点が理解出来る
・試験の雰囲気になれる
・情報が手に入る可能性もある
等があります。
各県の建築士会でも設計製図の講習会は行っていますのでご参加下さい。
2006年9月5日(火)
二級建築士 学科合否の発表
運命の日ですね。合格通知の葉書きが着いているか、帰宅する時にドキドキしたのを覚えています。
今年の合格率は37.3%でした。ほぼ例年並みと判断しても良いでしょう。しかし、女性の合格者の年齢低下には驚きます。平均年齢が24歳で学科試験を合格するとは、実務経験の差でしょうか、業暦を聞くのは難しいですね。
各地で設計製図の講師を務めていると「製図方法」を知らない受験生が多くみられます。
「線の引き方」、勾配定規や三角定規の使い方を知らない方が多く、「お仕事は?」と聞くと、建設会社に勤めている方からフリーターまで様々です。
「実務での経験が無い」これは問題だと感じています。
建築士は責任ある立場で仕事を担ういます。受験生の皆様は「資格を取得しただけ」にならないよう、倫理感や職業意識をしっかり持って下さい。
2006年8月18日(金)
一級建築士の設計製図課題の出題に想う(3)
社会制度の変革と建築士制度のあり方が「社会資本審議会」などで議論されています。
その中で、本当に「民間で実務」を行い、日々の糧を得ている人は何人いるのでしょうか。
試験制度の問題点もそこにあるのか。本当に実務的な出題をされ、「受験対策校」で教えてくれないから分からない。なんてクレームを言う受講生もいるらしいですね。
受講生がクレームを言うよりも他に、全てを「手段として入手する」事に恥を知るべきだ・・・と先輩から意見されたことを思い出しました。
手段としての学習もあるでしょうが、「学習方法を模索する」事から重要な部分が見えてくるのではないでしょうか。
マニュアルに書いていなかった。とか、テキストに書いてなかった。と言い訳をする前にやるべきことはあるはずです。
「診療所」は何を必要としているのか。また、「等」には何が求められているのか。そこをしっかりと学習する必要がありますよね。
少子高齢化に伴い、政策として進められている子育て支援や、高齢者介護事業などの認証保育、または、小規模多機能等をご存知ですか。
しっかりと、「政策と関わりのある建物」という意識を持って取組んで下さい。
2006年8月12日(土)
一級建築士の設計製図課題の出題に想う(2)
『設計製図に社会性を求める。』 確かに社会性は必要です。
国土交通省は7月31日にパブリックコメントとして、建築士や国民に意見を求めています。
果たして100万人いる建築士の何人が意見を記載するのでしょうか。
また、構造計算偽装問題に本当に関心があるのでしょうか。
設計製図の課題では、今回の「耐震偽装問題」をどのように出題するのでしょうか。
あるいは、建築士に欠けている「社会性」を取戻させる課題を出題したいと考えるのでしょうか。
ここに「落とし穴」を設けるのではと考えさせられます。
設計製図の課題は「何を求める」かに大事な出題の意図が内在しているのではないでしょうか。
受験生に何を伝えたいのか、や何処が重要で何を出題したいのか、政策との係わり、または、法改正との係わり、この係わり何を求めるのでしょうか。
景観法やまちづくり等は全国で展開されています。この建築士の新しい業務と試験は関連するのでしょうか。
まだまだ、学習すべき項目はありそうですね。
2006年8月12日(土)
鉄筋コンクリート造と主要構造部材表
RC造の建物では、「一般的な構造」程度でしかラーメン構造の学習はしません。
仕上表と同じ表現ですが、主要構造部材表という新たな「表」が付け加えられました。
何を言っているのか。ほとんど推理しかできませんが、少なくとも寸法程度は記載させられる可能性はあります。
過去に出題された「鉄骨造」では、「製図方法」が簡略的に記載された例もあります。
これには鉄骨造は「柱芯」ではなく、「壁芯」で製図してくださいとの意図があったようです。
では、主要構造部材表はどうでしょう。
まずは、柱・梁・耐力壁の外形と、寸法の記載方法程度は理解していないといけないですね。
その上で、配筋程度は記入する可能性も理解してください。
配筋を計算しろとは言わないとは思いますが、図示する程度は可能性はありますからね。
2006年8月5日(土)
地域に開かれたとは「何を開くのか」
地域に何を開くのか。外部空間なのか、内部空間も開くのか。
ここが難しいですね。
当然、施設ですから「管理」は必要です。事件や事故が起こり難い計画が求められます。
「記念品や記録」を展示するので、開かれ過ぎた場合は盗難や破損等、管理上の問題が発生します。
そうなると、施設を近隣の住民に利用させる事を「地域に開かれた」として捉えてもいいのでしょうか。また、何を開いて利用させるのでしょうか。
ここに、断面計画との関わりが潜んでいるような気がしませんか。
断面計画上の要求と、要求室の関わりが「開く」ことに関係するのでは。
推理小説のように、「この部分」を推理することが楽しくなれば「合格は近い」と思います。
木造住宅の出題と違い、「製図時間」は比較的短くなるのが通例です。そうすると、「考える時間」こそが出題の意図ですよね。
このために、エスキース力を身に付けてください。今年は、「図面力」より「エスキース力」が勝負を分けるのではないでしょうか。
2006年8月5日(土)
一級建築士の設計製図課題の出題に想う(1)
設計製図の課題に「集合住宅」の問題が出題されました。
集合住宅の場合は、「フラット形式」か「メゾネット形式」によって難易度が大幅に違ってきます。
確かに、メゾネット形式で出題されると、受験生は「断面空間」を意識することが強くなり、「考える力」が相当要求されてしまいます。
だから「メゾネット」は難しいのか。
実はそうでもなく、「受験対策校」でメゾネット形式を教えれば簡単な問題となるし、教えないと難しい問題になります。
相当数の受験者が、受験学校に頼った「受験勉強」をすることに落とし穴があります。
試験を作成する方々は、「受験学校で教えない」項目を出題する事に躍起になるそうです。
そうですよね。私が試験を作ることになっても、「同じ事」を考えるでしょう。
過去には、受験番号順で試験の申込みを受け付けていました。その時に、「同じ会場で、同じ図面」ばかりが描かれていた事実を目にしたことがありました。
これでは、「建築士の資格とは」と考えてしまいますよね。
画一化した「設計手法」を教育するのも必要ですが、「何が建築士に必要か」を考えて受験学習を進めてください。
学科で出題された、「設問・キーワード」等が理解されているのかが重要です。
建築士が社会性を持つことこそ、試験の目的でもあるのかもしれません。
2006年8月2日(水)
絵本記念館は何を展示するのか
基本的には「美術館」とか「博物館」の課題にしたかったと思わせる出題です。
絵本作家と表現している以上、「絵本」を展示するのでしょうか。
絵本とは、「絵」なのか、あるいは、「本」なのかと考えれば、展示物はおのずと見えてきます。
絵は「挿絵」であり、絵画的な価値もある。
本は「文章」であり、展示は難しい。
そうなると、「作家の部屋」や「机」、「文房具」等が展示されることになりそうです。
道具や空間は「美術品」ではないので、解説や説明をするなど、何かの仕掛けが必要でしょう。
鉄筋コンクリート造の建物であり、ラーメン構造なので「自由度は高い」、そうなると要求すべき空間に落とし穴となる「断面設計」が含まれるのでは。
過去の出題でも「要求室」が少ない場合には、「断面計画の要求」で厳しい出題が見受けられました。
この「過去問題の経験」こそが重要なのでは。
「空間を捉える」学習を進めてください。
2006年7月22日(土)
平成18年度の一級建築士の課題が発表されました
今年度の課題は「市街地に建つ診療所等のある集合住宅(地下1階、地上5階建)」です。
4年ぶりに公共建築から民間建築の出題になりました。
まず、平面計画の難易度が上昇することが予想されます。
不気味なのは、何故、階数を明示したのか。その「理由」何かということです。 
住居系の建築では「採光の確保」が一番重要です。これは誰でも知っていますよね。
今年度の課題のキーワードから予想すると
(用途)
「市街地」とは、住宅街を指し、商店街の関係が予想されます。
「診療所」は、若干の「入院施設」の条件が付加されそうです。
「等」が付いていますが、医療関係の施設、または、福祉関係の施設(採光必要)、あるいは、物販店や飲食店(採光不要)が付加されそうです。
「集合住宅」の形状は、「フラットタイプ」と「メゾネットタイプ」がありますが、どちらのタイプでも、1住戸あたりの「間口」は指定されると思います。
(構造)
「地下1階」とは、地下に用途が要求される。あるいは、平面図が要求される可能性が高いと思います。
「地上5階」の場合、基準階は2階以上、または、3階以上の階とするのか。
あるいは、「敷地の形状」として、地下=傾斜地の可能性もありますね。
また、「構造計算書偽装問題」も多くの社会不安を招きました。ここに、出題者の「課題提案」の糸口が存在しそうです。
(地域)
昨年は、傾斜地に建つ集合住宅は地域の景観を汚染し、規則を乱しかねない「社会問題」として扱われましたね。「地下階」の定義をもう一度確認する必要がありそうです。
景観法の施行により「街並み」や「まちづくり」など、都市景観の保全は重要であり、建築士の役割として社会に認知されつつあります。

当たり前のブロックプランで合格できるほど「甘い課題」ではなさそうですので、合格率も下がると予想されます。
今年度の課題は、社会問題として取り上げられている建築物ですから、心して取り組んで下さい。
2006年7月15日(土)
勉強会開催のお知らせ
事務局に「講習会の開催」を望むご連絡を多数いただいております。
皆さんのご要望にお答えして下記の内容で「勉強会」の開催を検討したしました。
詳細はこちらから
 受付終了
2006年7月15日(土)
独学で設計製図の合格はできるか(2)
一級建築士設計製図の場合
1・文章を読む能力
2・製図方法の正確な理解
3・一般的な空間の把握
4・製図表現の習得
5・課題の構成と「コツ」の理解
6・留意事項と構成方法の理解
この程度ができれば良いのではないでしょうか。
実際の出題の所要室は「15〜23室」程度ですので、パズルを解くような手法でエスキースを進めます。しかし、このパズルは立体的なパズルでもありますから、解くコツを身に付けないとなりません。
テクニックだけではなく、「主旨」と「意図」の正確に理解することが重要です。
過去問題を十二分に練習して、問題文と課題の解き方を身に付けて下さい。
心配ならば、建築士会(公益法人)の講習会程度には参加する事をお勧めします。
他受験生の設計手法や製図表現は自分の実力を計る上でも有効です。
2006年7月10日(月)
独学で設計製図は合格できるか(1)
製図力のある方は、必ず合格できます。
無理に高い講習料金を払わなくても、コツを掴みさえすれば合格は簡単です。
まずは、下記の6項目を読んで下さい。
「二級建築士設計製図の場合」
1.課題内容を把握すること
2.製図方法の正確な理解(JIS製図)
3.一般的な寸法の理解
4.製図の表現方法の理解
5.筆記用具の有効な使い方
6.問題文を読む能力
まあ、こんな感じでしょうか、難しさは存在しません。
要求室は5〜10室程度です。
パズルを行えば良いのですが、比較的平面的なパズルです。
過去問題をしっかりと理解して、実力を身に付ければ十分です。
但し、学生時代や実務で設計に関係していない方は本だけでは難しいかも知れません。
そんな時は、建築士会(公益法人)の講習会程度には、参加する事をお勧めします。
2006年7月6日(木)
7月2日に二級建築士の学科試験が実施されました
受験生の皆様、結果は如何でしたか。
合格していると良いですね。
くちこみ独学指導さんのサイトで「無料採点サービス」を実施しています。
驚いたのは1000件を上回る、アクセスが受験生からたった一晩であったことです。
ミワケンが受験した当時を思い起こせば、受験後に会場の外で「はがきの採点サービス」のお願いをしたら、次の日から「○○学院」「○○資格」等から営業の電話で仕事にならなかった事が思い起こされました。
無料(タダ)ほど高いものはない、なんて思い出が思いおこされました。
くちこみ独学指導さんの「採点無料サービス」での採点で営業はしません。
ふーんって感じですね。・・・時代は変わるのですね。
どうしても、早く試験結果は知りたいものです。製図の試験勉強にも、今年の夏休みの過ごし方にも影響しますからね。
まずは、スケジュールを立てるために「合否の結果」は把握しておきましょう。
2006年7月3日(月)
ウラ指導講習会
一級建築士設計製図の受験生が真面目に取組んでいる姿は、本当に眩しく映りました。
設計製図の「ウラ技」とは、なんて話も含めて少しだけお話をする機会を頂き、受験の「コツ」と「勘違い」のご説明をさせていただきました。
質問を頂く内容は、毎回同じです。受験学校の中で「まことしやかに話されている内容」には、ほとほと困り者です。
受験学校の講師をお勤めの先生方から聞いた話では無さそうですが・・・。
誰がいい加減な噂を話すのでしょうか。
受験生が混乱するのでやめて欲しいものですね。
2006年6月29日(木)
メルマが始めます。
ALSのHPをご覧頂き、ありがとうございます。
近日中にメルマガとして、ブログと少し異なる試験学習に必要な事項を発信していきますので是非読んで下さい。
今年も、井上書院から二級建築士設計製図完全対策が販売されますが、一級建築士設計製図完全対策は販売が見送りとなってしまいました。しかし、ALSのHP上では、自主販売する予定ですのでご利用下さい。
何故、メルマガを始めるのか。
実は受講生の要望に対応できないジレンマからなので・・・。
聞きたい事があるが、出版社には電話はかけ難いし・・・。
簡単な質問なので聞くのが恥ずかしい・・・。
なんて話を講習会で聞きました。建築士会の講習会に「完全対策」を持参する受講生もおり、リアルタイムに答えて欲しいとの要望に答えようと思って始めました。
WEB上の知識が乏しいのでご迷惑をお掛けすることもありますが、宜しくお願いいたします。
2006年6月24日(土)
何故コミュニティセンター系の出題が多いのか
公共建築の設計と工事監理が一級建築士の職務分掌であり、住宅等は二級建築士の職務分掌であったと思います。
一級とか二級とかではなく、住宅建築士とか公共建築建築士のように、規模や構造で建築士の等級を分けて、用途に見合った表現にした方が良かったのではと考えます。
実際に、大学で木造住宅の設計や工事監理を講義しているのでしょうか。ほとんどが、公共性の高い鉄骨造やRC造の建築物ではないでしょうか。
一級建築士は、「耐火建築物の公共系建物」の設計と工事監理だけを行うべきだったと考えます。
これらのことから、多人数が利用する公共性の高い用途の出題が多くなるのではと思います。
2006年6月22日(木)
なんで二級建築士の設計製図解答例が公表されないのか
二級建築士の設計製図の標準解答例は公表されていません。
何故か?
プランの難易度は、毎年様々です。標準的な解答を見てみたいのが人情ですよね。
しかし、住宅が出題された場合は、個人の趣味、趣向が強いから、偏った計画でも合格と判定されているのではないでしょうか。
南側に窓が無くても、北側から採光が確保されていたら、施主の趣向であり建築基準法に抵触しなければ減点になりません。
一級の「公共建築」と二級の「住宅」の出題では、採点軸が違っていると感じます。
2006年6月16日(金)
設計製図の本質とは
前回に続き、一級の設計製図の標準解答に関係する話題ですが、二級建築士の設計製図でも「設計製図の本質」は同じです。
設計製図試験の本質とは、「減点されない提案(計画)と表現(製図)」です。
「そんなこと分かっている」という方も多いと思いますが、なかなか理解されていないのが実状であり、その事を「誤解している」と表現しています。
受験生は「採点者」の立場で試験を捉えた事があるでしょうか。合否を判定する採点者の立場です。
「採点者の立場とは」、「どんな採点をされているのか」考えてみてください。この部分を理解すると「減点されない方法」が簡単に納得できます。
そうなると、標準解答例も「なるほどね」と合格するレベルが分っていただけると思います。
2006年6月12日(月)
一級建築士設計製図の標準解答は
HP上で公表されている昨年の標準解答例についての質問が受講生から多々あります。
公表された二例に対して「不適切」とか「妥協している」、「問題を逸脱している」などの否定的な意見が多いのが実感です。
合格した受験生からも、不合格の受験生からも同じような声が聞こえてきます。
その質問を受ける度に、何か受験生に「大きな誤解が生じているな」と感じました。
この誤解を解くことが「合格の近道なのです」と説明すると、殆どの受験生から「どの部分を誤解しているのか」との聞かれます。
その時に答えるのは「設計製図試験の本質を理解できていませんね」と最初の言葉を切り出します。
試験の「本質とは何なのか」この部分を誤解していると、自主的な学習では合格は難しい状況になってしまいます。
2006年6月7日(水)
建築士会への加入義務化

建築士の建築士会への加入が義務化されると報道発表がありました。
本当にそうなるのか、また、どのようなシステムになるか詳細な部分は発表されていませんが、大きな改革が起こっているようです。
東京建築士会と神奈川県建築士会から、今年も設計製図講師の依頼があり、快く引き受けました。多くの受験生の方々にお会い出来ることを楽しみにしています。
建築士会は、建築士法による公益団体ですから、講習会も低価格で受講できますし、実務や指導方法の経験豊富な講師が多数揃っていますので、効果的な学習が出来ると思います。早めに申し込みをして下さい。

2006年6月6日(火)
ウラ指導と協働します

「ウラ指導」のサイトと協働します。
コンテンツの提供や情報の共有等を、積極的に行いますので期待して下さい。
ウラ指導の受験生や講師の方々と共に「自習型合格者」の増加を目指します。建築士が受験学校の卒業生ばかりでは、社会的にに評価されなくなるのではないかと危惧しています。また、構造計算書の偽装問題や、欠陥住宅の問題など様々な社会的問題を建築士が引き起こしています。
自主的な学習では、受験学校の学習と違い「自覚・自主性・精神力」が養われます。学校が準備したカリキュラムではなく、自覚を持って自主的に学習計画を立て、継続する精神力を維持しないと合格レベルに達することは難しく、それにより「意識の向上」が図れると思いますし、受験学校に通って資格を取得した方々とは、一味違う意識を持って「建築士」であると公言できると思います。

2006年5月31日(水)
構造計算書の偽装問題の影響がでるか?
今年の試験の合格率は厳しくなるか?
過去には合格率が6%台の年もあったという話を聞きます。しかし、相対評価として公表しているので、学科の問題は難しくなる可能性があると思いますが、設計製図はどうでしょうか。
昨年の一級建築士の試験では、建築基準法の「主要構造部」の意味を理解しているか、施工面での「エキスパンションジョイント」を理解して図面に表示出来るかが、「トラップ」として設けられていました。
当然、受験学習しかしていない受験生(実務経験が不足している受験生)は、この「トラップ」に引っかかり悔しい思いをしたでしょう。
では、今年はどうでしょうか。難しいでしょが、必ず仕掛けてくると思いますので、心して学習して下さい。
ALSでも、トラップを仕掛けた課題を準備するように心掛けます。
2006年5月26日(金)
都市伝説?(5)本を買わない受験生
設計製図の参考書を書き始めてから15年目になりました。
年々、本が売れないと出版社が嘆いています。多くの出版社が廃刊したり出版の見直しをしているなか、「どうして受験対策の本が売れないのしょうか?」と相談が来ました。
原因として考えられることは、「受験生の減少」と「受験学校の囲い込みでは無いでしょうか」と話をしました。
現在、インターネットが普及し情報をタダで手に入れる事が可能になり、ネット上でノウハウを販売することが一般化してきました。このように本離れが進んでいるために、一般書籍でも売れる本が限られているのでしょうか。
実際は受験学校でも生徒を集めるのが大変な状況のようです。
「本を読む」ことは、重要で貴重な知識やノウハウと取り込むことが含まれていますが、受験生には「一番メンドクサイ学習方法」かも知れません。
しかし、自主的な学習には大変な効果はあります。執筆者の考え方や課題の捉え方、解答へのプロセスなどは、実際の課題を作成した経験のある方とのコンタクトから生まれている場合が多いのです。JAEICも問題を公表したり解答(標準)例を掲載してますが、「出題までのプロセスや試験委員の公表」まではできないと思います。課題を導く方法は過去に出題された問題を解析する事で十分に受験生でも確認できます。
もう少し、過去の出題を読み返す事の重要性を認識してくださいね。
2006年5月22日(月)
都市伝説?(4)卒業大学別合格率の公表
学校別の合格者数をJAEICが掲載しています。「○大が多いのは何故ですか?」なんて事を某高校の先生から聞かれたので「卒業生の数が多いだけですよ」と答えておきました。
実際に卒業生数で資格取得者の割合を計算した場合、建築士の資格取得者が1割を超えている大学や短大、専門学校がどの位あるのでしょうか。
また、この数値にどんな意味を持たせているのかが分りません。
医師の国家試験のように、合格者が余りにも低い大学等には行政指導が行われるのか、或いは教育機関の「偏差値以外の学校格付け」でもするのでしょうか。
それなら、申し込み時に番号が付いている、『全ての学校での合格者数の公表』をJAEICするべきでは。
本当に必要な情報なのか、作為的に掲載しているのかは私も知りたいですね。
それよりも、全ての建築士資格者の名簿の公表を行うほうが社会的に意義があるのではないでしょうか。…ここで建築士登録者が確認できるようにするとかね。
2006年5月15日(月)
都市伝説?(3)合格率の不思議
「合格者の○○%は本校の卒業生です。」とか、「全国平均△△%に対して○%です」とキャッチフレーズが書かれていますが…。「本当にそうなんですか?」凄いですね。
確かに合格者の多くは学校に通っているようですが。
条件を満たしている生徒だけの数値で、出席率や提出率が下回ったけど、合格した人は含まれていないのか?なんて、疑問が沸いてきますよね…。でも、実際に受かった方が大勢いるのだから学校に通えれば受かるチャンスは広がるのでしょうね。
ただし、高額の授業料や費用を払って時間に余裕を作れる人だけでしょうけど。
でも、自分で参考書を購入して、独学で合格した人が多くいるのも現実ですよ。
資格を取ってから「何処か学校に行きました?」と質問された時に、「『○○学院」に通いました』…。」と下を向いて語る人が多いのはなぜでしょうかね。
受験学校に通わないで、独学で取得した人は「学校なんか必要無いですよ、自分で勉強すれば簡単に合格しますよ」と自慢げに話す人も多いですね。
2006年5月10日(水)
都市伝説?(2)学校に行かないと合格しない
「大手の学校に通わないと合格しない」と話題にしている受験生が多いようです。
実際に学校へ通わないと「受験テクニック」や「自分のレベル」が分らないので、設計製図の受験の場合「少しは学校や講習会に参加した方が良いでしょう」とメールで返信しています。
また、「何ヶ月も100万円近い金額を支払わないと本当に合格できないのか?」と問われた場合は、「そんな事は無いですよ」と回答しますが、全く学習しないで日頃の実務経験上の知識や情報だけで合格できるはずもありません。
しかし、低価格で教材を揃え、独学でも十分に合格できますから心配しないで下さいね。
受験学校が悪いのではなく、受験学校に通うと同じような人と多く出会う事ができるので「学習の励み」にはなりますが、その後は人其々です。
私の知人でも二級で3年、一級で5年も学校に通った猛者もいます。学校では「長老」として名をはせていたと言ってましたが…。(笑)
500万円近い金額を支払ったと言ってましたが、それ以上に8年近くも休日に学校へ通った事のほうに敬意を感じました。
2006年5月8日(月)
都市伝説?(1)課題の漏洩
メールで○○学院・▲▲協会では設計製図の「課題が漏洩」していて、「直前の課題と同じ製図を書いて合格した」なんて、根も葉もない噂が流れてきます。
「試験の印刷場や試験委員を知っていて、情報を持っているのでは?」なんて問合せが来るのです。「そんな美味い話はありませんよ」と説明しても、「先輩に聞いたとか?同僚がそう言っていた」とか身近な情報源からの噂は中々払拭できないですね。
昔(10年、20年以上前)はそうだったかも知れませんが、今は試験自体の管理が非常に厳重になっているのでありえません。
実際に、大手の受験学校の講師から当社に相談に来られる方もいるくらいですから、問題を試験前に入手するのは実際に難しく、漏洩してたら犯罪行為として社会問題になってしまいますよね。
社会問題となっている元建築士さんが何処かの受験学校に通って建築士を取得していたとしたら…。
そんな事が消費者に知れたら大変な問題になるかも知れませんね。
2006年5月1日(月)
公益団体の講習会はどうなの?
建築士会等の比較的低価格な設計製図の受験対策講座の申込みが開始されています。
構造計算の偽装問題の影響もあり、公益団体の開催する講習会では受講生が増加しているようです。
公益団体の開催する講習会は、民間企業とは違って収益性より、講義内容等に重点を置いて「品位?」を重視して講習会が開催されているようです。
これらの講習会は、開催される期間が短いのですが、受講者数に対して講師の人数が多いことが特徴だと言えます。
そのため、受講者が殺到することもありますので、公益団体の講座は早い時期に申し込むことをお勧めします。
課題発表後や合格発表後では「既に締め切られているかも?」と少し心配しています。
東京建築士会や神奈川県建築士会には、当社の資料や課題が利用されます。
(販売しているものとは違いますよ。)
多くの課題を体験することと、他人の実力を確認して自分の欠点を見出すことは、受験テクニックを身に付ける意味で大変貴重な体験になります。
2006年4月27日(木)
一級受験生へ
ここ3年は、JAEICから「模範解答(実際は模範解答とは記載されていませんが…)」がHP上で試験後に公表されていました。
掲載はPDF形式で印刷ができない状況です。ダウンロードして内容を確認していますが、記載されているように「模範解答とは・・・」ですね。
ここ数年は、要求事項の選別を受験生に求める傾向が強いですね。逆な表現をすれば「満点の設計製図解答は無い」ので標準解答例として表記しているのかも?
近日中に「設計製図課題・解答例集」の編集が終り、販売を開始する予定です。
どんな課題が出されて、どの程度が合格圏内の「標準解答例」なのかを実感して下さい。
2006年4月24日(月)
二級受験生へ
RC造・S造の過去に出題された「設計製図解答例集」の最終校正を行っいると、近年に出題された問題の難易度が上昇していることが体感できます。
構造体が木造と違って自由度があるので、平面計画と断面計画、外部空間との関連を求める配置計画に至るまで、年度ごとに「出題傾向」があることが理解出来ます。
面積と階数に制限のある二級建築士の設計製図課題であるにも関わらず、「問題の意図」を出題の年度ごとに大幅に変更していることに受験生は驚きを感じる事でしょう。
プランニングの能力を身に付ける重要性を早期に認識しないと、「設計製図の課題」が発表されてからでは、合格は難しいのではないかと不安を抱いています。
少なくとも課題の発表前に、製図力だけでも身に付けて頂ければ、減点され難い設計製図の『マル秘テクニック』をご伝授できるかも・・・と思っています。
2006年4月14日(金)
二級建築士の受験申込開始

 今週の月曜日から二級建築士の受験申込が開始されました。
 インターネットの申込が定着してきたのか、受付会場で申し込む受験生は少なくなっているようです。
 ここ数年は受験者数が減少していることもあり、申込会場で待たされる時間は以前に比べて短くなっているようです。
 しかし、受験申込を会場で行うと様々な情報が入手出来ますので、時間に余裕のある場合は会場で手続きをすることも必要ではないでしょうか。
 参考書の購入や受験学校の配布資料など、一般の書店では購入が困難な資料を入手して情報の収集が可能となるので、会場へ行くことも十分に有意義だと思います。
 また、昨年から発生している様々な建築関係の事件の影響で、社会的に「建築士の品位」が失墜することが多く、非常に残念な現象です。
 建築士の試験では、社会的な状況や建築基準法等の関連法規の改正に関係する出題が多く、瑕疵問題や構造計算書の偽装問題など、社会問題化した事象は知識や情報として身に付けておくことが重要です。
 今年の設計製図課題は、「木造以外の構造」です。関東地区では15年以上出題されていない構造ですので、早めの準備をお勧めします。

構造計画より平面計画や断面計画が難しい?
過去に出題された問題は必ずチェックして下さい。
近年のRC造の出題は、木造と比較して「製図に時間が掛からない」ので、ゾーニングやプランニングに多くの時間が取られるようです。

2006年4月3日(月)
二級建築士設計製図試験の対策

今年の課題は、木造以外の構造で、鉄筋コンクリート造、鉄骨造等と発表されました。
二級建築士の設計製図試験は、課題が全国統一になってから2年間は木造住宅を中心に出題されていましたが、過去には地域別に「木造」または「鉄筋コンクリート造、鉄骨造」と出題されていました。
近年では、平成15年に近畿ブロックで出題されています。
設計製図の学習は、構造別に基礎の形状、柱と梁の取合い、小梁と床版の取合い等を正確に理解することが重要になります。
平面計画としては、木造以外の場合は住宅には限らない出題をされる可能性があるので、プランニング能力の向上も必修です。プランニング能力の向上は、「出題文の正確な把握」が一番重要になります。多くの課題を検討することで、自然とプランニング能力は向上しますし、課題に慣れる事で自分の弱点を見出すことができます。
製図能力の向上には、基本的な製図方法の理解と把握ができれば簡単な応用で合格点に達する製図能力の習得に簡単に到達していきますので、一切心配はありません。
設計製図の出題者も「基本的な構造と設計課題」を出題することが予想されます。
妙に手の込んだ出題内容は、時間と製図範囲が限られた中では課題として出題することが難しいと思われるので、基本の習得を中心に学習する事が重要です。

―学習のポイント―
構造の習得(RC造のラーメン構造、RC造の壁式構造、S造のラーメン構造)を性格に理解する事が重要です
架構の習得(RC造のラーメン構造、RC造の壁式構造、S造のラーメン構造)の主要構造部の性格な理解が重要です
プランニングの基本的な手法の習得をする
住宅と非住宅でのプランニングの応用力の習得をする
以上の内容を6月の課題出題までに習得しておくことが合格には必要です


―まとめ―

過去にも非木造の課題は出題されていますので、非木造の類似課題を入手して出題の傾向を探ることが重要です。非木造の課題では出題される「主要室」は木造に比べて一室の面積は大きいのですが、主要室数は少なくなっています。設計は構造自体が比較的に単純なので設計の自由度は広がります。ゆえに構造に対する理解は重視されると予想されます。
多くの課題を経験して、構造の基本と設計手法を身に付けることが重要です


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